2023年7月 TBC研究会レポート
研修会レポート
第1部 認知症と疑われる方との取引とその倫理 ~2023年版~(大阪会場のみ)
最近、認知症といわれる方が増え、成年後見選任申立が激増しています。
しかし、現在の我が国の成年後見制度では遊休地や金融資産の積極的な運用は禁止されておりご本人がお元気であれば、実行されていたかもしれない契約も、締結することがきません。
そして、これらの行為が行えないことで、ご本人、そしてご家族の間ではさまざまな問題が発生しています。そこで今回は、家族信託にもふれながら、認知症と疑われる方との取引において、「FP認定者としての倫理基準に沿ってどう対応すれば良いか?」という部分を中心に考え、最新の情報なども織り込みながら解説いたしました。
第 2 部 相続税申告書のチェックポイント
相続税の申告書は、普段目にすることがないため、どこを確認すればよいか分からない人が多いと思います。
そこで、相続税の申告書のどこを確認すればよいかについてだけでなく、遺産分割による相続税の軽減効果などを考慮した申告書の作成方法などについて、実務上頻度の高い事例を厳選し、国税庁作成による「相続税の申告書の記載例」などを引用して具体的なチェックポイントを解説いたしました。
過大に相続税を支払うことがないよう、参考にしていただければと思います。
開催情報
大阪会場
- 開催日時
- 令和5年07月11日 13:00~17:00
- 場所
- 大阪市北区曽根崎新地2-2-16 関電不動産西梅田ビル 701号室
- 講師
- 第1部 司法書士法人総合法務 (大阪会場のみ)
代表社員・司法書士 山本 明宏
第2部 税理士法人ファミリィ
代表社員・税理士 山本 和義
名古屋会場
- 開催日時
- 令和5年07月04日 15:00~17:00
- 場所
- 名古屋市中区新栄町1丁目1 明治安田生命名古屋ビル 16階 会議室 (アクセス 名古屋市地下鉄東山線・名城線「栄駅」5番出口より徒歩1分)
- 講師
- 税理士法人ファミリィ
代表社員・税理士 山本 和義