【No504】地方税ダイレクト納付等の操作方法の変更について(事前案内)
令和7年3月24(月)にeLTAX(地方税ポータルシステム)のバージョンアップが行われます。今回のバージョンアップに伴い、ダイレクト納付等の操作方法に影響がありますので、事前にお知らせします。
1.期日指定ダイレクト納付のキャンセルを可能とする対応
ダイレクト納付期日指定後に、別チャネルでの納付が確認できた場合、指定した期日の前日までであれば、PCdesk上で期日指定キャンセルができるように変更されます。
また、別チャネルでの納付が確認できた際に、期日指定キャンセルの案内メールを送信するように変更されます。
2.ダイレクト納付の二段階認証対応
セキュリティ強化のため、ダイレクト納付時に、ワンタイムパスワードによる二段間認証を行うように変更されます。バージョンアップ後のダイレクト納付は、以下の手順となります。
①納付方法選択画面にてダイレクト方式を選択
②「今すぐ納付を行う」または「期日を指定して納付を行う」を選択
③ワンタイムパスワードの通知先メールアドレスを選択
※利用者IDに紐付けて登録済みのメールアドレス(最大3件)から選択します。
※税理士等が代理人として操作(代理行為)している場合は、代理人の利用者IDに登録済みのメールアドレスから選択します。
④③で選択したアドレス宛てに送信されるワンタイムパスワードを確認
⑤PCdeskに表示されるワンタイムパスワード入力画面に入力
⑥納付手続き完了
3.メールアドレスの変更または追加時の二段階認証対応
セキュリティ強化のため、利用者IDに登録しているメールアドレスの変更・追加時に、ワンタイムパスワードによる二段階認証を行うように変更されます。
ご案内のとおり、地方税eLTAX仕様の急な改訂により、3月24日(月)以降、地方税ダイレクト納付で、地方税eLTAXに登録済みのメールアドレス宛てに通知されるワンタイムパスワードが必要となります。
関与先及び会計事務所のメールアドレスの登録状況等のご確認をお忘れないようご注意下さい。
メール受信制限をされている方はメール受信許可を行う、迷惑メールフォルダに入らないように設定し地方税の納付が遅れないよう今から確認しましょう。
詳しい詳細は、eLTAXのHPのマニュアルをご確認下さい。
(文責:税理士法人FP総合研究所)